<木材部> 樹から木へ
山から運び出された樹は、長い時間と手間をかけ、木材へと生まれ変わります。
木は生きものです。人間と同じように一本一本性格が違うので、熟練した職人の目それを見極め、その樹に合った木取りをしていきます。そして、製材された木は時間をかけ乾燥・熟成させ、その後注文に応じて再び製材することで、確かな木材へとなっていくのです。
浜中材木店では、選び抜いた樹に愛情を込めて製材し、製品として生きる木を作り出しています。
取り扱い樹種 | 国産材 | 主にスギ・ヒノキ その他、サラワ・マツ・モミなどの針葉樹、ケヤキ・キリ・サクラ・イチョウなどの広葉樹 |
輸入材 |
米マツ・ピーラー・米ヒバ・米ツガなど |
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取り扱い商品 | 一般住宅用材 | 構造材:土台・柱・梁など 野物材:根太・垂木・間柱・筋交い・野地板など 造作材:敷居・鴨居・枠材など 内装材:床・フローリング材(12㎜/15㎜/30㎜) 壁・天井材・家具材・テーブル材・カウンター材など 磨き丸太(スギ・ヒノキ)・・・・化粧丸柱・丸桁など エクステリア用材・・・デッキ材など |
その他 | 新建材・合板 木材チップ・木材バーグ・おが粉 土木工事用材、造園工事用材 |
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木質ペレット | 木材を無駄なく有効活用するために、製材時に出た端材やおが粉・かんな屑を利用して木質ペレットを製造しています。木質ペレットは環境負荷が少なくクリーンで再生可能なエネルギーとして、世界中で利用されていて、日本でも普及が進んでいます。 これを燃料とするペレットストーブは、ゆらぐ炎とほんのり香る木のにおいには、ガスや電気の暖房器具にはない温もりがあります。また薪ストーブより手軽で扱いやすいため、近年人気を集めています。 詳しくは当社、または東京ペレットまでお問い合わせください。 |
上記以外でも対応しております。まずはご相談ください。
<住宅部> 材木店だからできる家造り
山の仕事から製材までを行っている当社だからできる、家造りがあります。
自然志向が高まってきてる昨今、「自然素材の家」「無垢の木の家」「国産材の家」など
あちらこちらでそのような言葉を耳にします。しかし、その本質はさまざま。建材ばかりの家は、完成した時が一番良い状態ではないでしょうか。でも木の家は違います。
当社は無垢の国産材を使用し、大工さんの手刻みによる木組みの家を得意としております。無垢の木は柱や梁になってもなお生き続け、季節や気候に合わせて自分で呼吸をします。また、きちんと製材・施工が行われていれば、時が経つにつれてむしろ強度を増します。床や天井は丁度よい色合いに変化し、ツヤが出てきます。何より木が持つ味わいや温もりには、言葉では言い表せない心地よさ・安らぎがあります。
共に生きる家造りを、私たちと一緒に考えてみませんか。浜中材木店では、ご予算に応じて家造りのお手伝いを致します。木の家が生み出す心地よさを実感できる、モデルハウスもあります。まずはご自身の目で、身体で、感じてみてください。
モデルハウス「環の家」
事前にご連絡いただければ、休日でも対応いたします。お気軽にご連絡ください。
電話 : 042-597-0722
FAX : 042-597-5102
<山林部> 杣人(そまうど)の技と心
日本は国土の約66%を森林が占めていて、世界的にみても森林の割合が多い国といえます(世界平均は約30%)。また意外なことに、東京も面積の約38%は森林です。そのほとんどが西多摩にあります。
この西多摩の山で先代が素材生産業を行ったのが、浜中材木店の始まりです。当社では昔から伝わる杣人(そまうど)の技と心、そして経験をもとに山の仕事を行っております。杣人(そまうど)とは、山の樹を伐ったり運び出したりする、いわゆる「きこり」のこと。時代と共に技術が進歩し、たとえ使う機械の性能良くなっても、山仕事には山や樹の性質を見極める職人の目と技が必要不可欠です。
伐採、下刈り、枝打ち、間伐などの山の手入れ、その他山林に関すること、また街中の樹々についてのご相談もお受けしております。